
アガベ・笹の雪
- 科 名
- リュウゼツラン科
- 属 名
- アガベ属
- 学 名
- Agave victoriae-reginae
- 原産地
- 中央アメリカ、北アメリカ南部、南アメリカ北部
- 草 丈
- 10cm〜2m
- 開花期
- 7月〜8月(数十年に一度)
- 花言葉
- 『気高い貴婦人』
花が咲く
常緑
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アガベ・笹の雪とは
アガベの仲間は、南アフリカ大陸、アメリカ南部、メキシコなど乾燥した場所に自生しています。
笹の雪は、先端に鋭いトゲがある葉を、花のようにロゼット状につける植物です。
大型のものは古くから観葉植物や庭園植物として取り扱われ、小型のものはインテリアとしても人気があります。
成長が遅く開花までに時間がかかるため、センチュリープラントと呼ばれ、数十年に一度、花茎を伸ばして花を咲かせます。
花が咲くとその株自体は枯れてしまいますが、脇に生えた子株で残す事が可能です。
暑さや寒さに強く丈夫なので初心者にも育て易い植物です。
日当たり・置き場所 |
半日陰の、風通しのよい場所で育てます。 多くの種類は低温にも強いですが、低温にやや弱い種類も一部あるので、 冬は軒下など霜の当たらない場所か、日当たりの良い室内に置き、 4月になったら徐々に屋外へ移します。 |
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水やり・肥料 |
水やり 成長期の春から秋は土が乾いたらたっぷりと与えます。 冬は水やりを控え、乾燥状態を保ちます。 目安としては1ヶ月〜1ヶ月半に1回程度です。 肥料 基本的に肥料は必要ありません。 市販のサボテン、多肉植物用の培養土に含まれている元肥で十分でしょう。 心配な場合は、春から秋の生育期に、緩効性化成肥料を規定量施しましょう。 |
土作り |
水はけの良い土が適しています。 市販のサボテン、多肉植物用の培養土でも可能です。 |
病害虫 |
秋から冬にかけて、葉に褐色の小さな斑点を生じるさび病が発生することがあります。 発生したら発症部位を消毒したハサミやナイフで切除します。 |
植え替え・株分け |
植え替え 2〜3年に一度植え替えをしましょう。 適正時期は3月〜5月。 多肉植物は1週間ほど水を断ってから植え替えをする必要がありますので、 鉢の中の土が完全に乾ききった頃行いましょう。 とげが刺さらないよう手袋などを使い鉢から丁寧に取り出します。 古い土を落とし腐った根を切りましょう。根が傷つかないように丁寧に扱って下さい。 その後、新しい鉢に新しい土で植え替えます。 植え替えてすぐ水やりは控え、一週間程度経過してから水やりをします。 株分け 「挿し木」と「葉ざし」で増やす事ができます。 アガベは開花に10年以上かかりますが、開花後は枯れてしまいますので、 開花する前に株分けし殖やしていきましょう。 「挿し木」 脇からでている子株(こかぶ)と呼ばれる小さな茎を切り取り育てます。 挿し木の適期は4月〜5月。 子株を斜めに切り取り、子株を風通しのよい場所に置きます。 ※カットする場合は刃物をきちんと消毒してから使いましょう。 2〜3週間切り口を乾燥させた後、新しい鉢へ新しい土で植え付けます。 植えつけてすぐ水やりは控え、一週間程度経過してから水やりをします。 「葉ざし」 葉を株元から取り外します。 取る時は葉をしっかり持ち、左右に動かして丁寧にとりましょう。 乾いた用土の上に取り外した葉を仰向けで並べます。 葉から子株か根が生えてくるまで風通しの良い場所で管理します。 子株か、根が生えてきたら植えつけましょう。 植えつけてすぐ水やりは控え、一週間程度経過してから水やりをします。 |