
エバーフレッシュ
- 科 名
- マメ科
- 属 名
- ピトヘケロビウム属
- 学 名
- Pithecellobium confertum
- 原産地
- Pithecellobium confertum
- 草 丈
- 〜1m
- 開花期
- 4月〜9月
- 花言葉
- 『歓喜』『胸のときめき』
部屋が好き
実がなる
花が咲く
常緑
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エバーフレッシュとは
エバーフレッシュはマメ科に分類されています。
涼しげで軽やかな葉が最大の魅力で、昼は葉を広げ夜になると葉を閉じて眠ります。
また、調子が崩れている時も葉を閉じるので、昼間に葉っぱが閉じるようならば、水不足や根腐れなどのサインです。
4月~9月に黄色いふわふわとした花を咲かせ、その後真っ赤な長細い実にツヤのある黒い種をつけます。
花後に赤い実(さや)をつけることから、「アカサヤネムノキ」という別名があります。
最近では、オフィスやオシャレなインテリアショップなどでもよく見かけるエバーフレッシュ、
寝室やリビングの雰囲気をオシャレでスタイリッシュな空間にしてくれることでしょう。
日当たり・置き場所 |
エバーフレッシュは熱帯地方原産の観葉植物で、真夏の直射日光と冬の寒さにとても弱い植物です。 基本は室内での管理が望ましいでしょう。 日光がよく当たった方が健康な株になるので、なるべく日光が当たる場所に置いてください。 屋内でも直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうので、 レースのカーテン越し程度の日光を当てます。 尚、エアコンなどの風が直接当たると葉が傷んでしまうので、 直接当たらない場所に移動してください。 また、急に置き場所を変えないことが大切です。 日光の量が急に増えたり減ったりすると枯れてしまいます。 環境の変化に敏感ですので場所の移動には気を使いましょう。 置き場所を変えたら1週間〜2週間程度様子を見る事をお勧めします。 少しずつ置き場所を変えるなど、徐々に環境を変えることが大切です。 |
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水やり・肥料 |
水やり エバーフレッシュは気温(室温)15℃を目安に水やりのタイミングを変えましょう。 【気温が15℃以上のとき】 春~秋の成長期では土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与えるようにします。 目安としては一週間に1回から3日に1回程度です。 また、乾燥しすぎると葉っぱが落ち、水をやり過ぎると根が傷みます。 土が濡れていたり土を触ってみて湿り気を感じたら水をあげないようにしましょう。 【気温が15℃以下のとき】 エバーフレッシュは気温が低くなると休眠します。 水をあまり必要としなくなるので、水やりの回数を減らします。 また、冬に水やりを控えることで寒さに強くなります。 目安としては、土の表面が完全に乾燥してから2~3日後に水やりをしてください。 株の周りが乾燥しているときは、1日一階程度、葉に霧吹きで水を吹きかけてあげましょう。 ハダニやアブラムシなどの病害虫の予防にもなります。 葉にホコリが積もりやすいので、濡らしたティッシュペーパーなどを使って拭いて下さい。 肥料 基本的に無くても良いのですが、与えた方が成長がはやくなります。 冬の休眠中に肥料を与えてしまうと肥料焼けをする場合があるので、 春~秋の成長期に与えるようにします。 緩効性の置き肥を与えてください。 有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。 |
土作り |
エバーフレッシュは水はけのよい、栄養分がたっぷりと含まれた土を好みます。 肥料も配合されている市販の観葉植物用培養土を使うとよいでしょう。 土を自作するときは、赤玉土小粒と腐葉土(6〜7:3~4)など 化成肥料を混ぜたものを使ってください。 また、土の表面を赤玉土や鹿沼土、化粧砂などの無機質の用土で覆うことで コバエの発生を防ぐことが出来ます。 |
病害虫 |
春〜秋にかけて炭そ病が発生します。 発生見たら、病気に侵された部分を除去しましょう。 また、年間を通してカイガラムシやハダニが発生します。 見つけたら早めに防除します。 病害虫の予防にもなりますので、1日一階程度、葉に霧吹きで水を吹きかけてあげましょう。 |
植え替え・株分け |
植え替え エバーフレッシュは植え替えをしないでいると 鉢が根でパンパンになってしまい根詰まりを起こしてしまいます。 1年~2年に1度、1回り大きい鉢に植え替えをする必要があります。 適正時期は4~6月頃。 古い土を落とし腐った根を切りましょう。根が傷つかないように丁寧に扱って下さい。 一回り大きい新しい鉢に、水はけの良い土を使って植え替え、 鉢底にはしっかりと鉢底石を入れてください。 お水をたっぷり与え、風通しのよい明るい日陰で管理しましょう。 株分け 「挿し木」と「種まき」で殖やせます。 「挿し木」 適正時期は5月~8月頃。 枝を好きな箇所15~20cm程度切り取ります。 余分な場所に栄養が行き過ぎないよう、葉は上の方のみ残して、 下葉をとってしまいましょう。 赤玉土に挿してたっぷりお水を与え日陰~半日陰で管理します。 発根したら鉢に植え替えてください。 「種まき」 運良く花が咲いて結実したら、種から育てることも可能です。 種をとっておき、5月〜6月ころ、育苗箱に赤玉土小粒を敷き、種を植え付けます。 その上から10~15cmくらい土を被せます。 十分に発根するまでは、土を乾燥させないように気をつけ、明るい日陰か半日陰で管理しましょう。 種が発芽し十分に育ったら、鉢に植え替えましょう。 |