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DICTIONARY
老翁柿(ロウヤガキ)

老翁柿(ロウヤガキ)

科 名
カキノキ科
属 名
カキノキ属
学 名
Diospyros rhombifolia
原産地
中国
開花期
4月〜5月頃
花言葉
長寿
  • 外が好き

    外が好き

  • 四季がある

    四季がある

  • 実がなる

    実がなる

  • 花が咲く

    花が咲く

  • 落葉する

    落葉する

アイコンについての詳細はこちらをご確認ください。

老翁柿(ロウヤガキ)とは

古くから日本人に馴染みのある柿。
老翁柿は色鮮やかで小さな実が特徴です。
枝に直接実がなるのではなく、かわいい小さめの実がぶら下がってつきます。
春に白っぽい小さな花が咲いて夏には青い実がなります。
実の形や色はさまざまで、その実は1個ずつ色づくので、1本の木に様々な色彩の実がつきその変化を楽しく鑑賞する事が出来ます。
尚、老翁柿は雌雄異株なので、実をつけるには雄木との受粉が必要です。
雄木を用意し、開花期に、雄花の花弁を取っておしべを出して雌花にくっつけるように行いましょう。

日当たり・置き場所 日当たりの良い場所で管理しましょう。
夏の西日は避け、ネットなどで半分程度遮光して風通しの良い涼しい場所に置きます。
室内で鑑賞する場合は、夏は3日、冬は1週間を目安に、室外で管理します。
その際は、エアコンの風が直接あたらないようにしましょう。
水やり・肥料 水やり
表土が乾いたらたっぷり水を与えて下さい。
夏場は特に水切れしないようにします。
梅雨の時期は雨が続くと根腐れしてしまう場合もあるので、軒下などに移しましょう。
冬の乾燥時には土だけではなく、木にも霧吹きなどで水を与え
湿度を高めてあげる事も必要です。

肥料
春から秋に骨粉が入った油粕を根本に置き肥します。
リン酸とカリウムが多く入ったものなら油粕でなくても構いません。
夏場は薄い液肥を与えます。
土作り 用土は赤玉土のみ、または、赤玉土に桐生砂を7:3で混ぜたものがおすすめです。
病害虫 カメムシ類やカイガラムシが発生します。
冬に石灰硫黄合剤を散布するか、葉が出そろった6月の曇っている日に
殺虫剤を散布するかで対処して下さい。
カイガラムシは日当たりがいいと予防できますが、発生してしまった場合は
幼虫は薬剤で駆除し、成虫はハブラシでこそぎ落とします。
植え替え・株分け 植え替え
根の生長が早いので、1~2年に1回を目安に植え替えます。
適正時期は2月下旬〜4月頃です。
鉢から株を取り出し、古い土を落とし腐った根を切りましょう。
その後、一回り大きい新しい鉢に新しい用土で植え替えます。
植え替え終わったらお水をたっぷり与え、風通しのよい明るい日陰で管理しましょう。

株分け
「種まき」「挿し木」「とり木」「根伏せ」で増やすことができます。

「種まき」
熟した果実を採取し、水で洗って果肉を完全に取り除きます。
種を湿らせた砂に埋めて保存しましょう。
そして3月に種をまきます。
種を殻から取り出し、水に1日以上浸しましょう。
種まき用土などを入れた育苗ポットに植えていきます。
後は、日陰で土が乾燥しないように管理しましょう。
種が発芽し十分に育ったら、鉢に植え替えましょう。

「挿し木」
適正時期は2月〜4月ころ。
枝先を長さ5cm程度切り取り、1時間ほど水にさしておきます。
剪定の際に切り取った枝を使っても良いでしょう。
その後、切り取った枝を、新しい鉢に新しい用土で植えつけます。
お水をたっぷり与え、用土が乾かない様に、風通しのよい明るい日陰で管理しましょう。



「とり木」
茎や枝の一部を傷つけ、その部分を水苔で覆って発根させ、切り取る方法です。
適正時期は2月~4月ころ。
水苔を1~2時間水に浸します。
茎や枝の中心部分にある固い芯だけを残し、3~4cm位の皮をぐるりと剥ぎます。
皮を剥がした部分に水苔を厚みにムラが出ないように巻きつけます。
上から透明なビニールを巻きつけ、ビニールの上下をヒモでしっかり縛ります。

その後、発根が確認できたらビニールを外し、水苔を軽く取って親株から切り離します。
切り離した木を新しい鉢に新しい用土で植え付けましょう。

「根伏せ」
植物の根や茎や枝を切り取り、土に寝かせて発根させる方法です。
※根伏せは、ビニール袋に密閉保管し、発芽後も植え付けることも可能です。
太い大きめの根を切り取り、さらに長さ5cm程度に切り分けます。
用土を入れた鉢やポットに横向きに伏せておきます。
その後、葉や根が出たら植え替えて苗として育てていきましょう。
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