
真柏(シンパク)
- 科 名
- ヒノキ科
- 属 名
- ネズミサシ属
- 学 名
- Sabina chinesis
- 原産地
- 日本
- 草 丈
- 〜20m
- 開花期
- 春
- 花言葉
- 『あなたを守ります』
常緑
アイコンについての詳細はこちらをご確認ください。
真柏(シンパク)とは
植物学上、ミヤマビャクシンと言い、盆栽界では松に負けず劣らずファンが多い樹種です。
真柏の魅力はなんといっても、白く白骨化する幹の芯とねじれていく幹です。
枝などの木質部分がはがれ白骨化したものを盆栽界では「シャリ」と呼びます。
盆栽の評価はこのシャリによって大きく変わる事もあるほど重要です。
古木のような風情が漂い、まるで芸術作品の様な姿は大変魅力的で、盆栽界で人気が高いもの納得です。
石灰岩質の高山の岩場などに自生しているので育てやすく、初心者にもおすすめです。
日当たり・置き場所 |
一年を通し日当たりと風通しの良い場所で管理します。 冬は室内に取り込むなどの保護が必要です。また空気の清浄な場所を好みます。 |
---|---|
水やり・肥料 |
水やり 水やりによって生長の速度を管理できます。 早く生長させたい場合はたっぷりと水やりをしましょう。 ただし、真柏は湿った土壌をあまり好みませんので、 できるだけこまめに葉水をしましょう。 ハダニの予防にもなります。 肥料 春から秋にかけて月に1回、固形の肥料を鉢に置きます。 成長期には、肥料の量を増やしましょう。 |
土作り |
用土は、赤玉土のみ、または、赤玉土と桐生砂の割合を7:3にするのがおすすめです さらに石灰砂を少量混ぜるといいようです。 |
病害虫 |
基本的に病害虫には強いですが春から秋に数回、予防的に殺虫殺菌を行うと良いです。 葉水でハダニを予防することができます。 風通しが悪いと病気が発生する事があるので古葉を切り、日照と風通しを改善しましょう。 |
植え替え・株分け |
植え替え 根詰まりを起こしやすいので、2~3年に1回植え替えをします。 適正時期は3月〜4月です。 古い土を落とし腐った根を切りましょう。根が傷つかないように丁寧に扱って下さい。 その後、一回り大きい新しい鉢に新しい用土で植え替えます。 お水をたっぷり与え、風通しのよい明るい日陰で管理しましょう。 株分け 「挿し木」で増やす事ができます。 適正時期は3月〜9月ごろ。 枝を5cmほど、斜めに切り取ります。 剪定の際に切り取った枝を使ってもよいでしょう。 切り取った枝を、新しい鉢に新しい用土で植えつけます。 お水をたっぷり与え、用土が乾かない様に、風通しのよい明るい日陰で管理しましょう。 |