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DICTIONARY
しだれ富士桜

しだれ富士桜

科 名
バラ科
属 名
サクラ属
学 名
Cerasus itosakura
原産地
本州以南
草 丈
〜4m
開花期
3月〜4月
花言葉
『優美』『ごまかし』
  • 外が好き

    外が好き

  • 四季がある

    四季がある

  • 花が咲く

    花が咲く

  • 落葉する

    落葉する

アイコンについての詳細はこちらをご確認ください。

しだれ富士桜とは

季節感の象徴ともいえる「桜」
日本人にもっとも愛されている樹木ではないでしょうか。
桜の種類は200種類以上あると言われており、「しだれ桜」は枝が柔らかいので下に垂れているのが特徴です。
「しだれ富士桜」は本州をはじめとした、富士山などの火山を中心とした山地に多く自生していることからしだれ”富士”桜と呼ばれています。
ソメイヨシノよりも1週間ほど早くに開花期を迎え、咲き始めは白い花ですがだんだんとピンク色に変化します。
京都府の府花に指定されており、古いお屋敷の庭木や神社や公園など、古くから日本人に親しまれています。
満開のときに見せる優雅な姿には圧巻です、お部屋の雰囲気や周りの風景を上品なものにしてくれます。
また、桜盆栽は生育が旺盛で作りやすく、管理も容易で毎年花を咲かせる事が出来ます。
贈り物にもお人気の盆栽です。

日当たり・置き場所 日当たり・風通しのよい場所で管理しましょう。
半日陰でも環境に合わせて育ちますが、夏場の日光を当てることで、
翌年の花芽をつけるのでよく日の当たる場所で管理してください。
冬は風、霜のあたらない陽だまりがよいでしょう。
室内では2,3日を目安にして下さい。
水やり・肥料 水やり
桜は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
夏場に水切れさせてしまうと、翌年の花つきが悪くなることがあるので注意しましょう。

肥料
開花期や夏の暑い盛りは控えます。
1月〜2月に寒肥と、開花後5月〜6月にお礼肥を与えます。
しだれサクラの肥料は即効性のある強いものは不向きですから、
ゆっくりと効く緩効性肥料か有機肥料を使いましょう。
土作り 水もちと水はけと両方のバランスがよく有機質の多い土を好みます。
中粒以上で赤玉土や鹿沼土、日向土などが向いています。
腐葉土などを混ぜあわせた土がおすすめです。
病害虫 風通しが良く日光が当たる場所に置けば病気はほとんど出ません。
春から秋にかけてアブラムシがつくので殺虫剤を数回まきましょう。
また、咲き終った花や病気になった花は取り除きましょう。
新しい花がつきやすくなり病気や害虫も発生しにくくなります。
このとき傷んだ葉や枯葉も取ってあげてください。
植え替え・株分け 植え替え
桜は根がよく張るので、2年に1回くらいは行ないます。
適正時期は、真冬を避けた11月〜12月、もしくは芽が動き出す前の2月下旬~3月。
根に付いた土を半分くらい落とし、伸びた根は切り落としてから、
1~2回り大きな鉢に植え付けましょう。
また、植え付けるときにゆっくりと効く緩効性化成肥料を土に混ぜ込んでおきます。

株分け
桜は、「種まき」や「挿し木」「接ぎ木」で増やすことができます。

「種まき」
花の後に付く実から種を採取して行います。適期は9月~10月です。
育苗箱に赤玉土小粒を敷き、種を植え付けます。
その上から10~15cmくらい土を被せます。
十分に発根するまでは、土を乾燥させないように気をつけ、明るい日陰か半日陰で管理しましょう。
種が発芽し十分に育ったら、鉢に植え替えましょう。

「挿し木」
6~7月に、春以降に伸びた若い枝を10cmほど切り取り、下半分の枝と葉を全て切り落とします。
上半分の葉は半分くらいの大きさにカットしておきます。
切り口を斜めに切り取り、1~2時間水につけます。
鉢や育苗箱に赤玉土小粒を入れて湿らせておき、枝を挿します。
終わったら、たっぷりと水やりをしてください。
その後、風通しのよい半日陰で管理しましょう。

「接ぎ木」
接ぎ木は、植物同士をつないで、1つの植物として育てる方法です。
付け足す枝を1月下旬〜2月上旬にとり、貯蔵しておいたものを
3月中旬〜下旬に台木に切りつぎします。
1~3年ほど育てた若い木を台木とし、台木の根元から少し上のところで切り落とします。
垂直に切り口を入れ、さらに横から斜めに切って三角形の切り込みを作ります。
貯蔵しておいた枝を5cmほど切り取り、台木の切り口と合うよう切り口を作ります。
切り口どうしを密着させたら、接ぎ木テープをまいて固定します。
全体にビニール袋を被せ、涼しい半日陰で管理します。
※ビニール袋は枝がビニールに当たるまでに生長したら、取り除きましょう。
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