
ディッキアとは
放射状に伸びる刺々しく硬質な葉が人気のグラウンドブロメリア。
エアプランツやパイナップルと同じブロメリア科の植物で中南米原産の植物。
エアプランツとも自生環境が被るためか、葉の裏側に空気中の水分をキャッチするトリコームという毛がわずかに生えています。
暑さ、寒さに共に強く水やりも一般的な多肉植物ほどでないにしろ乾燥に強く育てやすい植物です。
欧米を中心に人が出ている植物で、品種改良などが盛んに進んでいます。
日当たり・置き場所 |
日光をとても好みます。そのため、年間を通して明るく日当たりのよい場所に置いてあげます。 真夏日など日差しが強すぎる場合は、葉焼けを起こさないよう少し遮光してあげます。 日当たりの悪い場所で育てると葉が細長く、また緑色の葉になってしまいます。 ディッキアを屋内で管理する場合は必ず日当たりよい窓際に置きます。 |
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水やり・肥料 |
水やり 生育期は春から秋です。そのため、春から秋は羊土が乾いたら鉢底から水が流れるくらいたっぷりをお水を与えます。 多肉質な葉ですが降雨のある地域の植物ですから、基本的にお水が好きな種類です。。 水はけのよい土で風通しの良い土で多く水やりをすると根が生えやすいです。 冬場は水やりを少なくし、乾燥させて育てます。 肥料 緩効性の置き肥を施肥するか、約1000倍に希釈した液体肥料を2週間に1回程度施肥するとよいでしょう。 |
土作り |
岩場の乾燥したところから、川岸などに自生している植物です。 水はけのよい土を用意します。市販の多肉植物・サボテン用の土でよいでしょう。 ブレンドする場合は赤玉土や鹿沼土などを基本に粒上の培養土と混ぜ合わせ、水はけをよくするとよいでしょう。 |
病害虫 |
カイガラムシやハダニがつくことがあります。 カイガラムシやハダニに吸汁されると株が弱ってしまい、そのまま枯れてしまうことがあります また、ディッキア自体が硬質な棘をもつため一度着くと手では取りづらいです。 また害獣は葉の付け根などに比較的つきやすいためすべて取り切るのはなかなか難しいです。 予防のため葉水をおこない、害虫が活発になる時期には先に殺虫剤を巻いても良いです。 |
植え替え・株分け |
植え替え 一般的な植物同様に2年に1度程度の頻度で植え替えしてあげます。 植え替えの時期は成長期の中の春から夏にかけてが良いでしょう。 棘あるため植え替えには細心の注意を払ってください。 株分け 育てていると株本から子株が生えてきます。 子株が大きくなってから成長期での株分けがおすすめです。 |