
綴化(テッカ)種 竜神木(リュウジンボク)
- 科 名
- サボテン科
- 属 名
- ミルティロカクツス属
- 学 名
- Myrchillocactus geometorizans f. crist.
- 原産地
- メキシコ中部
- 草 丈
- 〜5m
- 開花期
- 3月〜4月
- 花言葉
- 『温かい心』『内気な乙女』『秘めた熱意』
実がなる
花が咲く
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綴化(テッカ)種 竜神木(リュウジンボク)とは
竜神木は、メキシコの北中部からオアハカ州など広範囲に自生しているサボテンです。
短いトゲと白い粉砂糖をまぶしたような薄い緑色のような水色のような肌が特徴的で、高さは4,5メートルほどになります。
大変丈夫で、成長が早いことなどからサボテンの接ぎ木の台木としてよく使用されます。
3月頃に白っぽい花が咲き、その後甘い濃赤色の果実になります。
"綴化"とは、植物で見られる奇形で突然変異で変わった姿のものを言います。
珍奇植物の愛好家などに好まれる希少な綴化。年々数を減らし、希少品種となりつつあります。
この、綴化種 竜神木は、まるで巻き込みながら生長しているかのように見え、インテリアとしてはかなりのインパクトです。
日当たり・置き場所 |
日光の当たる、風通しのよい場所で育てます。氷点下の雨水などで土が凍ってしまうと、 根が傷んでしまいますので、冬は寒さに当たらないように室内に置きましょう。 室内の窓辺など光が当たるところで管理します。 |
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水やり・肥料 |
水やり 水をあげる時間帯や天気が重要です。 季節を問わず晴れている日を選びましょう。 春と秋は午前中に。 夏は朝方の午前中か、夕方以降の涼しい時間に水やりをします。 冬はほぼ断水しますが、小さい苗は乾燥で枯れてしまう場合もあります。 極端に寒かったり乾燥していたりする場合は、月に1回様子を見て水やりをしましょう。 肥料 長期に効く緩効性固形肥料が良いでしょう。休眠期は施しません。 |
土作り |
加湿に弱いので、水はけの良い土が適しています。 水はけが悪いと根が腐って枯れてしまいます。 市販のサボテン、多肉植物用の培養土でもよいでしょう。 |
病害虫 |
特にに多いのが、カイガラムシ、赤ダニです。 発見したら早期に取るか、専用の薬剤散布で退治をしましょう。 |
植え替え・株分け |
植え替え 放っておくと根詰まりをおこすので、数年ごとに植え替えをします。 適正時期は成長期の春〜夏。 多肉植物は1週間ほど水を断ってから植え替えをする必要がありますので、 鉢の中の土が完全に乾ききった頃行いましょう。 鉢から丁寧に取り出し、古い土を落とし腐った根を切りましょう。 根が傷つかないように丁寧に扱って下さい。 その後、新しい鉢に新しい土で植え替えます。 植え替えてすぐ水やりは控え、一週間程度経過してから水やりをしましょう。 株分け 「胴切り」と「挿し木」で増やす事ができます。 「胴切り」 柱サボテンの茎を水平にカットし、それぞれを育てる方法です。 適正時期は4月〜5月。 茎を好きなところから水平にカットします。 表面が変色している部分は使わないようにし、発色のよいところを使うようにしましょう。 切り口は中央がでっぱって山型になるように切って行きます。 そして切り口を乾燥させるため、風通しのよい場所に置きます。 切られた方の元株は、通常通り水やりをし、少し日の当たる 風通しのよい場所に置き管理しましょう。 切り離した方は、風通しの良い場所に置いたままにしておくと、 1〜2ヶ月後に切り口から細い根が生えてきます。 根が生えてきたら新しい土で植えましょう。 植えつけてすぐ水やりは控え、一週間程度経過してから水やりをします。 「挿し木」 柱サボテンの茎の脇に生える子株(こかぶ)と呼ばれる小さな茎を切り取り育てます。 挿し木の適期は4月〜5月。 元株の上の部分をカットします。そうすると脇から小さい子株が出てきます。 その子株を斜めに切り取り、1~2時間水につけます。 ※カットする場合は刃物をきちんと消毒してから使いましょう。 鉢や育苗箱に赤玉土小粒を入れて湿らせておき、植えつけます。 終わったら、風通しのよい半日陰で管理しましょう。 植えつけてすぐ水やりは控え、一週間程度経過してから水やりをします。 |