
蔓梅擬(ツルウメモドキ)
- 科 名
- ニシキギ科
- 属 名
- ツルウメモドキ属
- 学 名
- Celastrus orbiculatus
- 原産地
- 日本を含める東アジア
- 草 丈
- 〜3m
- 開花期
- 5月〜6月
- 花言葉
- 『大器晩成』『開運』『強運』
外が好き
四季がある
実がなる
花が咲く
落葉する
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蔓梅擬(ツルウメモドキ)とは
蔓梅擬は、多くの枝を出す樹姿や葉の形と、赤い実の姿がモチノキ科の梅擬(ウメモドキ)に似ていることから名づけられました。
晩春から初夏に、葉のわきに黄緑色の小さな花をいっぱい咲かせます。
秋に鈴なりについた丸い緑の実は、晩秋から初冬に黄色く熟すと外皮が3裂して
黄色の仮種皮に包まれた赤い種子があられます。
赤い種子と風情のある樹姿との絶妙なコントラストが大変美しく可憐で、近年人気が高まっています。
日当たり・置き場所 |
日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。 新芽が伸び始めてからはよく日の当たる場所で管理し、梅雨明けからは半日陰にして 夏は強い日差しを避けて、半日陰の場所に置いてください。 日陰でも育ちますが実付きが悪くなります。 冬は寒風を避け、鉢土が凍らないように保護してください。 |
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水やり・肥料 |
水やり 水を好むのでたっぷり水やりをしましょう。 特に春の芽がでる時期から実がつくまでの時期は注意が必要です。 春の芽が出る頃は1日1~2回。 夏は1日2~3回、冬は2~3日に1回を目安に、表土が乾いたらたっぷり水やりをします。 肥料 肥料を好む樹種ですが、枝が徒長してくるので肥料過多にならないように注意しましょう。 4月の芽がでる頃から与え、開花~着果までは中止します。 着果後の6月頃から10月頃に秋肥を与えます。 肥料は油かすに骨粉を2割ほど混ぜますが、特に秋肥はリン酸分をしっかり効かせてください。 |
土作り |
山野に自生する植物なので、土質は特に選びませんが 水はけのよい土が適しています。 赤玉土に、桐生砂2割り程度混合したモノが良いでしょう。 |
病害虫 |
害虫の被害はほとんど見られませんが、風通しの悪い場所では、 カイガラムシが発生することがあります。 見つけしだい歯ブラシなどでこそぎ落として捕殺しましょう。 |
植え替え・株分け |
植え替え 根詰まりしやすいので、1,2年に1回植替えをしましょう。 適正時期は3月〜4月上旬ころ。 鉢から丁寧に取り出し、古い土を落とし腐った根を切りましょう。 根が傷つかないように丁寧に扱って下さい。 その後、一回り大きい新しい鉢に新しい用土で植え替えます。 お水をたっぷり与え、風通しのよい明るい日陰で管理しましょう。 株分け 「挿し木」で増やす事ができます。 挿し木に使う枝は、前の年にできた枝を使います。 前年の枝は木質化しているのですぐ見分けがつくでしょう。 葉を1枚だけ残した状態で、枝を5㎝ほどの長さに切ります。 切り口が斜めになるように切り、すぐに水につけます。 切り取った枝を、新しい鉢に新しい用土で植えつけます。 お水をたっぷり与え、用土が乾かない様に、風通しのよい明るい日陰で管理しましょう。 ツルウメモドキは、雄木と雌木があって、実がなるのは雌木だけですので 挿し木で雌木を株分けしておくとよいでしょう。 また、雌雄異株なので交配用の雄株も手に入れておきましょう。 |