
デンロビウム エンジェルベイビー グリーン愛
- 科 名
- ラン科
- 属 名
- セッコク属
- 学 名
- Dendrobium Angel Baby
- 原産地
- 日本、朝鮮半島、中国
- 草 丈
- 〜20cm
- 開花期
- 2月〜5月
- 花言葉
- 『わがままな美人』『華やかな魅力』『真心』『思いやり』『謹厳実直』
部屋が好き
外が好き
花が咲く
常緑
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デンロビウム エンジェルベイビー グリーン愛とは
正式名は、『デンロビウム・エンジェルベイビー グリーン愛』
本種はデンドロビウムSnow Baby種と、Dendrobium Snow Angel種との交雑によって作出されたラン科の品種で東南アジアを中心に
熱帯・亜熱帯アジアにおよそ1200種が分布しています。
草丈は10cm〜20cm程度で、棒状の茎がのび、光沢のある長だ円形の葉を左右交互に出します。
花つきの良い種で、2月〜3月ころ、白い花に鮮やかな緑色の模様の入った花をたくさんつけます。
比較的低温に耐える事で花付きが良くなる種類で、 越冬温度は5~12度となっています。
洋ランらしい豪華で美しい色彩を長く楽しめる事と、寒さに強く育てやすいことから初心者向けの洋蘭として人気のある種類です。
日当たり・置き場所 |
春から秋ころまでは、最低気温が15度以上であれば室外の直射日光が半日以上当たる、 風通しのよい場所へ置きます。 葉焼けを起こさないように30~40%程度度遮光するとよいでしょう。 気温が下がってくると花芽がでてきます。 ここではやや乾かしぎみにして、寒さに慣れさせます。 最低気温が5℃程度になったら室内に取り込み、窓辺の日当たりの良い場所で管理しましょう。 室内があまりにも暖かいと乾燥と高温で花が早く咲き終わってしまいますので、 お花を長く楽しみたい場合は窓際など少し風の通る場所へ移動しましょう。 気温は10℃~15℃がよいです。 |
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水やり・肥料 |
水やり 気温の上昇とともに少しずつ水やりの回数を増やします。 6~9月の成長期は、表面が乾いたら鉢底から流れ出るぐらいたっぷり水をあげます。 9月中旬ころから回数を少しずつ減らして、冬は週に一回ぐらい、 表土がしっかり乾いてから与えるようにします。 花の付きをよくするため、冬はやや乾かしぎみにしてある程度の寒さに慣れさせます。 肥料 新芽が伸びてきてから6月いっぱいまで置肥を月に一回、液肥は9月いっぱいまで週に一回やります。 秋以降に肥料を与えると、高芽がつくので秋以降、肥料は与えません。 |
土作り |
デンドロビウムは、水ゴケ単用です。 水はけのよい素焼き鉢が適しています。 プラスチック鉢を用いる場合は、水はけのよいあく抜きヤシ殻チップや 発酵バークを用いた方がよいでしょう。 |
病害虫 |
戸外や多湿気味で栽培をすると軟腐病や他の病気になりやすくなりますので、 定期的に総合殺菌剤を散布して予防をしましょう。 特に、長雨に当たると葉が黄色く変色して落ちてしまうことがありますので注意が必要です。 季節を問わずアブラムシやカイガラムシが発生ですので、見つけたら市販の殺虫剤を散布しましょう。 |
植え替え・株分け |
植え替え 根詰まりしやすいので、2年ほどで植え込み材料が痛んできます。 2年〜3年に1回が目安です。 適正時期は4月~5月上旬ころまで。 湿らせた水ゴケを用いて、腐った水ゴケなど古い植え込み材料や 黒く痛んだ古い根を切り取り除きましょう。 株分け 植え替えの際、同時に「株分け」も可能です。 鉢から抜いてまわりの土を軽く落とし、株元の芽を確認して 1株が2~3芽になるようにハサミで切り離します。 株元がぐらつかない程度に植えつけ、バーミキュライトなどにさして 発根させてから植えつけましょう。 植え替え直後1ヶ月間は葉水を中心に乾き気味に管理します。 新しい根が出てきたころ、徐々に水やりを増やしてゆきましょう。 |