
ドラセナコンパクター
- 科 名
- リュウケツジュ科
- 属 名
- ドラセナ属
- 学 名
- Dracaena deremensis 'Compacta'
- 原産地
- 熱帯アフリカ
- 草 丈
- 15cm〜2m
- 花言葉
- 『幸福』『永遠の愛』『幸せな恋』『隠しきれない幸せ』
部屋が好き
常緑
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ドラセナコンパクターとは
リュウケツジュ科ドラセナ属の植物で、原産地は主にアジアやアフリカ、アメリカなどの熱帯地方です。
葉形や色が種類が豊富で、葉は長い線状のものから楕円形のものまであり、いい香りのする花が咲くドラセナや、葉全体が赤や白のもの、
黄色が入った色鮮やかなものなどがあります。
ドラセナコンパクタは名前の通り、コンパクトで小型のドラセナです。
生長が緩やかなことから、育てやすく、お部屋の広さを選ばず、素敵なインテリアになるので人気の高い植物です。
光沢のある深いグリーンの葉が、生命力溢れるほど密に茂っていてコンパクトでありながら、力強さを感じさせる品種です。
また、ドラセナは室内での汚染物質除去効果が高いエコプラントとしての空気清浄効果があり、鑑賞用以外でも期待できます。
ハワイでは玄関先に置くと幸福が訪れると言われています。
日当たり・置き場所 |
明るい日陰を好みます。 5月から10月中旬ころは、午前中の日光が当たるような 半日陰やレースのカーテン越しなどで管理しましょう。 真夏は葉焼けの原因になるので、直射日光は避けて明るい日陰で管理します。 熱帯の植物なので寒さには強くありません。 10月下旬から4月までは、室内の日当たりのよい所から明るい日陰。 できるだけ明るいところに置くことを心掛け、最低気温10℃以上で管理してください。 |
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水やり・肥料 |
水やり 春から秋の生育期のは、鉢の土が乾いたらたっぷりと水を与えます。 最低気温が20℃を下回ってきたら水やりを徐々に減らします。 冬は表面の土が完全に乾いてから、3~4日後に水やりをします。 水の与えすぎは根腐れの原因となるので、冬は乾燥気味に管理することを心掛けましょう。 しかし、空気が乾燥するとので、ハダニなどの害虫が発生しやすくなるため、 霧吹きで葉に水を吹きかけてあげると害虫予防になります。 肥料 多くは必要ありませんが、株に負担の少ない生育期の春から秋にかけて、 2ヶ月に1~2回程度ゆっくりと効くタイプの化成肥料を与えるとよいでしょう。 |
土作り |
用土は市販の観葉植物専用の土でかまいません。 自分で作る場合は赤玉土小粒にピートモスや腐葉土を3分の1混ぜたものがよいでしょう。 |
病害虫 |
乾燥するとカイガラムシやハダニが発生するので、 予防方法として霧吹きなどで葉水を多くして予防してください。 見つけたら次第市販の薬剤を散布して駆除してください。 |
植え替え・株分け |
植え替え 放っておくと鉢の中は根でいっぱいになってしまうので、 2年に1回ひと回り大きい鉢に植え替えをします。 適正時期は5月〜9月頃。 古い土を落とし腐った根を切りましょう。根が傷つかないように丁寧に扱って下さい。 その後、一回り大きい新しい鉢に新しい用土で植え替えます。 お水をたっぷり与え、風通しのよい明るい日陰で管理しましょう。 株分け 「挿し木」と「茎伏せ」で増やす事ができます。 「挿し木」 適正時期は5月上旬〜7月頃まで。 春以降に伸びた若い枝を10cmほど切り取り、下半分の枝と葉を全て切り落とします。 上半分の葉は半分くらいの大きさにカットしておきます。 切り口を斜めに切り取り、1~2時間水につけます。 鉢や育苗箱に赤玉土小粒を入れて湿らせておき、枝を挿します。 終わったら、たっぷりと水やりをしてください。 透明なビニールで苗を覆い、風通しのよい半日陰で管理する 「茎伏せ」 葉っぱのついていない茎を使って増やす方法です。 適正時期は4月中旬から5月頃。 茎の一部を土の上に置き横に寝かせます。 土に触れさせ、そこから発根するのを待ちます。 剪定の際、切り取った茎を使っても良いでしょう。 十分に発根したら鉢に植え替えましょう。 |