
アデニウム・アラビカム
- 科 名
- キョウチクトウ
- 属 名
- アデニウム
- 学 名
- Adenium arabicum
- 原産地
- アラビア半島、南アフリカ、南西アフリカ、ソコトラ島
- 草 丈
- 20~80cm(原産地では数メートル)
- 開花期
- 4月~9月
- 花言葉
- 純粋な心、ひとめぼれ
部屋が好き
外が好き
花が咲く
落葉する
アイコンについての詳細はこちらをご確認ください。
アデニウム・アラビカムとは
アデニウムは美しい花が咲くことで人気の塊根植物です。
その美しい花から「砂漠のバラ」と呼ばれる種類がいるほどです。
アデニウム・アラビカムはアデニウムの中でも基部が肥大化や枝の分岐がしやすい種です。
バオバブの木を思わせる基部は一株一株とても個性的です。
自分の気に入る形を見つけたり、形に育てることで楽しむことができますね。
日当たり・置き場所 |
アデニウムは砂漠地帯を中心に自生する種です。そのため日本で育つには日光を必要とします。 置き場所は春から秋にかけては外から室内の日の当たる場所に置いてあげましょう。 できるだけ風通しがよく土を乾燥気味になる環境を作ります。 日本の梅雨の時期は雨が当たらない場所に置くか、雨除けのシートをかけます。 冬の時期は寒さに弱いため室内に取り込んであげます。 室内に取り込む際もできるだけ暖かく日の当たる場所に置いてあげられるとよいです。 屋外で育てる場合は保温シートなどを利用します。 |
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水やり・肥料 |
水やり アデニウムの水あげ方は基本的に辛目(少な目)です。 乾燥気味に育ててあげることで基部がぷっくりと太りやすく、お水を多く上げることで枝が伸びやすくなります。 成長期は春から秋。 春は暖かくなり始めたころに少量のお水やりから始めましょう。 成長期には土が完全に乾いてから鉢底から水がたっぷり流れるくらいあげます。 葉が落ち始めるころから冬の対応をします。 水のあげる量を少なく、頻度を落とします。 そして冬場は断水にかなり近くします。 与える場合は一日で乾ききる量のお水をわずかに与えます。 肥料 基本的に肥料は必要ありません。 市販のサボテン、多肉植物用の培養土に含まれている元肥で十分でしょう。 心配な場合は、春から秋の生育期に、緩効性化成肥料を規定量施しましょう。 |
土作り |
水はけの良い土が適しています。 市販のサボテン、多肉植物用の培養土でも可能です。 オリジナルで作るならば、赤玉土に腐葉土、プラス鹿沼土を混ぜたものを使用し水はけがよくなるようにブレンドします。 |
病害虫 |
アデニウムにはアブラムシやカイガラムシ、ハダニなどがつく可能性があります。 葉水を与えることで予防できますが、ついた場合は殺虫剤を使用し駆除します。 生き残った害虫は直接ピンセットや手で駆除します。 |
植え替え・株分け |
「挿し木」と種まき」の方法があります。 挿し木は春から夏に行います。 成長した枝を切り落とし下葉を取り、切り口を乾燥させます。 完全に乾いたら挿し木用の土に差し、数日経ってからお水を与えます。 挿し木の注意点は ・はさみを消毒してから使うこと ・挿し木で増えたアデニウムはなかなか基部が太らないこと。 の2点です |