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DICTIONARY
ヒヤシンス

ヒヤシンス

科 名
キジカクシ科
属 名
ヒヤシンス属
学 名
Hyacinthus orientalis
原産地
ギリシャ、シリア、小アジア
草 丈
〜20cm
開花期
3月〜4月
花言葉
『スポーツ』『ゲーム』『遊び』『悲しみを超えた愛』
  • 外が好き

    外が好き

  • 花が咲く

    花が咲く

  • 常緑

    常緑

アイコンについての詳細はこちらをご確認ください。

ヒヤシンスとは

チューリップやスイセンなどと並んで、春の花壇を彩る代表的な秋植え球根です。
秋に植えた球根は、春になるとすっと太い茎と揃った葉を伸ばし、茎の先に星型の花をたくさん咲かせます。
お花の色は紫やピンク、 白、黄、赤、青と豊富で、花からとても甘く強い香りを漂わせます。
球根の表皮が花色と同じような色なので、球根を見るとおおよその花色がわかります。
また、ヒヤシンスは、古くから観賞されており、これまで数多くの品種がつくり出されてきました。
通常は1球から1本の茎が出ますが、大きな球根は、1~2本の花茎が伸びることもあります。
最近では、何本もの花茎が一度に出るマルチフローラタイプの品種も作られています。
水耕栽培も簡単にお花を咲かせる事ができます。室内でも気軽に管理できるので、その優雅で美しい姿をお部屋でも鑑賞してみてはいかがでしょうか。

※色別の花言葉
紫のヒヤシンス『悲しみ』『悲哀初』『恋のひたむきさ』
赤いヒヤシンス『嫉妬』
ピンクのヒヤシンス『スポーツ』『ゲーム』『しとやかなかわいらしさ』
白いヒヤシンス『控えめな愛らしさ』『心静かな愛』
青いヒヤシンス『変わらぬ愛』
黄色いヒヤシンス『あなたとなら幸せ』『勝負』

日当たり・置き場所 日当たりのよい場所が適しています。
尚、ヒヤシンスは気温が高いと花がすぐ開きます。
室内で管理すると暖か過ぎてすぐに花が開いてくるので、戸外の日当たりで管理したり、
出来るだけ寒いところで管理するのが長く楽しむコツです。
また、一定の低温に当たらないと花芽のつきが悪くなります。
花がよく咲かせるために、12月くらいまでは外で管理し、
十分寒さを当ててから室内に取り込むとよいでしょう。
また、病害虫の予防のためにも、梅雨前に球根を取り出して乾燥貯蔵しておく事をお勧めします。
水栽培の場合は、10月から11月に栽培を始めます。
12月いっぱいはできるだけ寒いところで管理します。
芽が伸びてきたらころには窓辺などの日当たりの良い場所へ移動させましょう。
水やり・肥料 水やり
10月〜4月の生育期の間は、土の表面が乾いたらタップリと水を与えてください。
花や葉っぱが枯れるまでは同じように水やりを続けますが、5〜6月からは休眠期に入るころ、
水やりのを減らして行き、6月頃にはストップします。

肥料
植え付ける際にゆっくりと効くタイプの肥料を混ぜ込んでおくとよいでしょう。
その後芽が伸びてきて花が咲くまでの間、1週間~10日に1回のペースで液体肥料を与えます。
土作り 水はけがよく軽い土が適しています。
市販の草花用の培養土を使うとよいでしょう。
ご自身で用意する場合は、赤玉土小粒と腐葉土、パーライトを
6:3:1の割合で混ぜた土を使用します。
病害虫 ヒヤシンスは、他の草花に比べてほとんど害虫の発生はみられませんが、
アブラムシが付くことがあります。
見つけたら取り除くか、市販の殺虫剤を散布して駆除してください。
また、球根の傷や過湿が原因で軟腐病にかかることがあります。
発生してしまうと治療できず、腐ってしまいますので、他の植物に移る前に
球根を掘り上げ処分しましょう。
予防のために日頃から、風通しのよい環境で管理する、また、水やりをしすぎない、
水はけのよい土へ植えるなどを心掛けましょう。
植え替え・株分け 植え替え
ヒヤシンスは永続型球根といいずっと花を咲かせてくれる植物です。
花を咲かせたままにしておくと栄養がとられて球根が弱っていくので、
花は咲き終えたら摘み取ります。
残った茎や葉っぱは球根に栄養を送る役割がありますので黄色くなって枯れるまでは
そのままにしておきましょう。
枯れたら根元付近で茎を切ります。
2~3年に1回は、球根を新しい土へ植え替えてください。
茎を切ったタイミングで土から球根を掘り出し、汚れを手で落とし、
秋まで風通しのよい場所で保管しておきましょう。

株分け
ヒヤシンスは、分球という方法で球根へ新しい球根がくっついて数が増えていきます。
球根を掘り上げたタイミングで新しい球根がくっついていた場合、そのまま乾燥させ、
その後、秋頃新しい球根を元の球根から切り取り、別々に植えて育てましょう。
掘り上げた球根に新しい球根がくっついていない場合は、球根の根が出ている部分に、
ナイフで十字に深い切り込みを入れます。そのまま秋まで乾燥させて保存します。
すると、切れ込みから小さな球根が生まれます。

※植え付け際の注意
ヒヤシンスの球根や花・葉・汁液には「蓚酸(しゅうさん)カルシウム」という
毒成分が含まれており、触ると痒くなるなどのアレルギー反応がでる場合があります。
ヒヤシンスの球根を触るときは念のため軍手などをして作業しましょう。
お子さん作業する際には口に入れたり素手で触らないように注意して下さい。
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