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DICTIONARY
八房五葉松(ヤツブサゴヨウマツ)

八房五葉松(ヤツブサゴヨウマツ)

科 名
マツ科
属 名
マツ属
学 名
Pinus parviflora
原産地
日本
草 丈
〜30m
花言葉
『不老長寿』『永遠の若さ』『勇敢』『向上心』
  • 外が好き

    外が好き

  • 実がなる

    実がなる

  • 常緑

    常緑

アイコンについての詳細はこちらをご確認ください。

八房五葉松(ヤツブサゴヨウマツ)とは

盆栽の定番中の定番ともいえる、五葉松。
1箇所から葉が5本出る事から五葉松と呼ばれています。
中でも八房五葉松は、他の松と比べて葉が小さく枝が密に出るので最も盆栽に適している種類といえます。
五葉松は日本原産の松で、高地に自生し厳しい寒さに耐えて育つ丈夫な木のため育てやすく
初めての方にも盆栽の楽しさを存分に味わえる樹種です。
樹齢が長く、緩やかに成長していくことでも知られています。
樹高は通常7m程ですが、大きい物では最大20mまで成長するとされています。
また、針金をかけることでいろいろな樹形をつくり古さとともに風格がでてくる樹なので初心者から上級者の方まで幅広く楽しめる盆栽です。

日当たり・置き場所 葉がたくさん生えて密集しますので、日当たり、風通しの良い場所に置いてください。
比較的寒さには強いですが、夏の暑さは苦手なので、念入りな葉すかしを行いましょう。
室内で鑑賞する場合は春から秋は3日を限界に、冬は1週間程度を目安にしてください。
その際、エアコンの風が直接あたらないように管理しましょう。
水やり・肥料 水やり
やや乾きぎみに管理しましょう。
目安として春秋は1日1回、冬は3日に1回、真夏は2回、表土が乾いたら与えて下さい。

肥料
過酷な環境でも育つ丈夫な樹木なので、あまり肥料を必要としません。
心配でしたら、2月~3月にゆっくりと効く緩効性化成肥料か、有機質の肥料を
株元に施しましょう。
土作り 自生地のような乾燥ぎみの土を好む傾向がありますので
赤玉土に桐生砂を7:3の割合で混ぜて使いましょう。
病害虫 混みあった葉にアブラムシやダニが発生することがあります。
こまめに殺菌して予防しましょう。
植え替え・株分け 植え替え
若木は2年に一度、成木は3、4年に一度行います。
適正時期は3月~4月、または10月~11月が適しています。
古い土を落とし腐った根を切りましょう。根が傷つかないように丁寧に扱って下さい。
一回り大きい新しい鉢に新しい用土で植え替え、風通しのよい明るい日陰で管理しましょう。

株分け
「種まき」「接ぎ木」「挿し木」で増やすことができます。

「種まき」
秋に採取した種を、9月~11月の間にまくか、保存した種を3月~6月にまきます。
(種はビニール袋に入れて密閉し、冷蔵庫で保管しましょう)
種を一晩ほど水に浸し、沈んでいる種を使います。
育苗箱に赤玉土小粒を敷き、種を植え付けます。
その上から10~15cmくらい土を被せます。
発芽するまで土が乾かないよう水やりし、日陰で管理しましょう。
発芽したら、鉢に植え替え、風通しの良く明るい日陰で管理します。

「接ぎ木」
接ぎ木は、植物同士をつないで、1つの植物として育てる方法です。
適正時期は2月~3月、または8月~9月が適期です。
種まきで2~3年育てた苗を台木にし、前の年に新しく伸びた枝をくっつけます。
台木の根元から少し上のところで切ります。
切った幹の切り口に三角形の切り込みを入れます。
前の年に伸びた枝を10~15cmの長さに切り取り
葉っぱは10枚ほど残して他を切り落とします。
台木の切り口と合うよう切り口を作りましょう。
幹と枝の切り口をあわせ、紐や接ぎ木テープで固定します。
全体にビニール袋を被せ、涼しい半日陰で管理します。
※ビニール袋は枝がビニールに当たるまでに生長したら、取り除きましょう。

「挿し木」
3~5月に、新芽がついた枝を選んで切り落とします。
切り落とした枝を、新しい鉢に新しい土に植えつけます。
その後は土が乾かないように水を与えながら、明るい日陰で管理します。
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