
マミラリア・月影丸
- 科 名
- サボテン科
- 属 名
- マミラリア属
- 学 名
- Mammillaria zeilanniana
- 原産地
- メキシコ中部
- 草 丈
- 12cm〜15cm
- 開花期
- 2月〜5月
- 花言葉
- 『温かい心』『内気な乙女』『秘めた熱意』
花が咲く
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マミラリア・月影丸とは
マミラリアは、コブがある。と言う意味のラテン語から来た学名を持っており、300~400種ほど非常に多くの品種があるサボテン科の植物の一属です。
その姿かたちも非常に様々で、サボテンの中では最も進化した属とも言われます。
月影丸には、全体的に白いわたのようなふわふわした棘と、先端が赤いフック状の刺に覆われています。
可愛らしいイメージですが、トゲは痛いです。
またよく開花するサボテンとしても知られ、日照時間が少なくてもよく開花します。
3月〜5月頃まで、鮮やかな紫がかったピンク色の花が、花冠のように次々と咲き、
可愛らしく大変人気があります。最盛期には花が地肌を覆い隠してしまうほどになることも。
日当たり・置き場所 |
マミラリア属のサボテンは日光が大事です。 一年を通して出来るだけ日光に当ててあげることで、生育スピードもあがり、 耐寒性・耐暑性もあがり、花も咲きやすくなります。 ただし、夏の直射日光に弱いので注意が必要です。30%~50%の遮光をした方がよいでしょう。 |
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水やり・肥料 |
水やり 月影丸を含むマミラリアの鈎刺種は加湿に弱いため、 土の表面が乾き2、3日経ってからを目安にたっぷり水をやりましょう。 生育期の春と秋は月に2、3回。湿気の高い梅雨から夏の間は月に2回程度。 11月下旬からは1ヶ月〜1ヶ月半に1回程度水やりし、乾かし気味に管理します。 肥料 基本的に肥料は必要ありません。 市販のサボテン、多肉植物用の培養土に含まれている元肥で十分でしょう。 |
土作り |
加湿に弱いので、水はけの良い土が適しています。 市販のサボテン、多肉植物用の培養土でもよいでしょう。 |
病害虫 |
開花のシーズン中は花がらをそのままにすると病気の原因になるので、 こまめにピンセットで摘んであげましょう。 また、雨が当たったり多湿によりカビっぽくなった場合は、濡れない場所へ移動し 水やりを控えて乾かします。 カビは土と一緒に取り除き、殺菌剤で消毒しておきましょう。 |
植え替え・株分け |
植え替え 2〜3年に一度植え替えをしましょう。 適正時期は春〜梅雨まで。 とげが刺さらないよう手袋などを使い鉢から丁寧に取り出します。 古い土を落とし腐った根を切りましょう。根が傷つかないように丁寧に扱って下さい。 その後、新しい鉢に新しい土で植え替えます。 植え替えてすぐ水やりは控え、一週間程度経過してから水やりをします。 株分け 「胴切り」と「挿し木」で増やす事ができます。 「胴切り」 柱サボテンの茎を水平にカットし、それぞれを育てる方法です。 適正時期は4月〜5月。 茎を好きなところから水平にカットします。 表面が変色している部分は使わないようにし、発色のよいところを使うようにしましょう。 切り口は中央がでっぱって山型になるように切って行きます。 そして切り口を乾燥させるため、風通しのよい場所に置きます。 切られた方の元株は、通常通り水やりをし、少し日の当たる 風通しのよい場所に置き管理しましょう。 切り離した方は、風通しの良い場所に置いたままにしておくと、 1〜2ヶ月後に切り口から細い根が生えてきます。 根が生えてきたら新しい土に植えましょう。 植えつけてすぐ水やりは控え、一週間程度経過してから水やりをします。 「挿し木」 柱サボテンの茎の脇に生える子株(こかぶ)と呼ばれる小さな茎を切り取り育てます。 挿し木の適期は4月〜5月。 元株の上の部分をカットします。そうすると脇から小さい子株が出てきます。 その子株を斜めに切り取り、1~2時間水につけます。 ※カットする場合は刃物をきちんと消毒してから使いましょう。 鉢や育苗箱に赤玉土小粒を入れて湿らせておき、植えつけます。 終わったら、風通しのよい半日陰で管理しましょう。 植えつけてすぐ水やりは控え、一週間程度経過してから水やりをします。 |