
ユーフォルビア・峨眉山(ガビザン)
- 科 名
- トウダイグサ科
- 属 名
- ユーホルビア属
- 学 名
- Euphorbia ‘Gabisan’
- 原産地
- 日本(人工交配種)
- 草 丈
- 3cm〜2m
- 開花期
- 1月〜12月
- 花言葉
- 『ひかえめ』『地味』『明るく照らして』
花が咲く
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ユーフォルビア・峨眉山(ガビザン) とは
ユーフォルビアは世界中に、約2000種あると言われています。
見た目も性質も様々で、サボテンに似ている多肉植物のものや、形が非常に面白い種類が多く存在し、
珍奇植物として一部のマニアに絶大な人気を誇っています。
峨眉山(がびさん)は、中国で世界遺産に登録されている中国三大霊山の一つで四大仏教聖地の一つになっている峨眉山の名前がつけたれた、
日本で作出された丈夫な交配種です。
パイナップルの実のような株姿が人気の珍しい多肉植物です。
(注意:毒があります。)
根や茎、葉を傷つけると白い乳液を出し、これに触るとかぶれることがあります。
日当たり・置き場所 |
4月〜9月の成長期は、日当たりと風通しのよい戸外で管理します。 暑さには強く、通常夏場でも生育が鈍ることはありません。 最低気温が15℃を下回るようになると生育が鈍くなるので、 室内の日のあたる場所に取り込んで管理しましょう。 |
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水やり・肥料 |
水やり 土が完全に乾いてから水やりをします。 蛾眉山のような球体のユーフォビアは体内に水をたくさん貯めることができるので、 他のユーフォビアより水やりは控えめに管理しましょう。 10月〜3月ごろの低温期には休眠するので、断水して冬越しさせます。 乾燥させることでより低温に耐えられるようになります。 ただし、長期間によって断水すると弱って根が枯れてしまうため、 断水期でも月に1,2回を目安に水やりをします。 春に新芽が動き始めたら徐々に水やりを始め、その後の生育期は 用土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。 肥料 春から秋にかけての生育期にゆっくりと効く緩効性化成肥料か液体肥料を少量あげます。 肥料を与えすぎると、茎だけが間延びしてしまうので注意しましょう。 |
土作り |
水はけの良い土が適しています。水はけが悪いと根が腐って枯れてしまいます。 市販のサボテン、多肉植物用の培養土でもよいでしょう。 ご自身で作る場合は、赤玉土、鹿沼土、軽石、腐葉土を(3:3:3:1)の割合で混ぜて下さい。 |
病害虫 |
水はけと風通しが悪く蒸れてくると病気になりやすくなります。 さび病やうどんこ病が発生しやすくなります。 日当たりや風通しが悪いと害虫のカイガラムシが付きやすくなります。 もし付いてしまったら、歯ブラシなどを使い取り除きその後殺虫剤の散布を行います。 |
植え替え・株分け |
植え替え 用土が古くなり、株の生育が鈍ったら植え替えを行います。 目安としては2~3年ごと。 適正時期は生育期の4月〜9月です。 一週間ほど水を断ってから植え替えをする必要がありますので、 鉢の中の土が完全に乾ききった頃行いましょう。 鉢から丁寧に取り出し、古い土を落とし古い根や傷んだ根はきれいなカッターナイフなどで切り取ります。 切り口を洗い流して、新しい土の入った一回り大きな鉢に植えます。 植え替えてすぐ水やりは控え、一週間程度経過してから水やりをします。 ※白い液体に触れないように注意しましょう。 切るとでてくる乳白色の液は、乾くと硬く固まって発根しづらくなります。 切り口の液を洗い流し、液がついていないのを確認してから挿し木しましょう。 このとき切り口から液がとまらない場合は水にしばらくつけておくと良いです。 株分け 「挿し木」で増やすことができます。 挿し木の適期は3月〜5月、10月中旬くらいまで。 茎の最上部にある芽を利用します。 切り口から出る白い乳液をよく洗い流してから、パーライトや鹿沼土などにさします。 十分に発根するまでは、土を乾燥させないように気をつけます。 植えつけてすぐ水やりは控え、一週間程度経過してから水やりをします。 |