
杜松(トショウ)ネズ
- 科 名
- ヒノキ科
- 属 名
- ビャクシン属
- 学 名
- Juniperus rigida
- 原産地
- 日本
- 草 丈
- 〜10m
- 花言葉
- 『応援』『援助』『保護』
外が好き
実がなる
常緑
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杜松(トショウ)ネズとは
ヒノキ科のビャクシン属に分類される杜松。
杜松という名は主に盆栽にするときで、植物名はムロ、ネズ、またはネズミサシと呼ばれます。
日本にも自生している植物で、雑木林や高山と様々な環境で生きていた樹種ですが、最近では自生種は大変数が少なくなっています。
ネズミを刺す針の様な鋭く細い葉が特徴で、荒れ地に自生しているのでとても強健で育てやすい樹種です。
幹や枝が枯れて白骨化したその樹姿が魅力で、独特な重量感のある力強さが風格を増し
自然に揉まれたような雄大な雰囲気があります。
盆栽としては五葉松や真柏と並んで代表ともいえる植種ですので、時間を経れば見事な盆栽になることでしょう。
日当たり・置き場所 |
年間を通して日当たりと風通しのいい場所で育てます。 寒さには弱いので、冬は寒風を当てないように気をつけて下さい。 冬の間は保護が必要です。 |
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水やり・肥料 |
水やり 水を好むので、表土が乾いたらたっぷり与えましょう。 夏場は水切れさせないように注意が必要です。朝夕の葉水を与えると効果的です。 目安としては、春は1日1~2回、夏場は1日2~3回、冬は2~3日に1回を目安としてください。 肥料 梅雨と真夏を除く春と秋に与えます。 4月~10月の間に月1回油かすなどの固形肥料を多めに与えます。 肥料を良く効かせることで脇芽もよく吹いてきますから、肥料はしっかり効かせましょう。 |
土作り |
過湿は嫌うので水はけのよい土を使うことが大切です。 赤玉土3~5割に、桐生砂を混合したものがいいでしょう。 |
病害虫 |
乾燥が激しいと、アカダニが発生します。発生したら殺虫剤を散布しましょう。 予防のために葉水が効果的です。 樹勢が弱っているものは葉にハダニや、幹にテッポウムシが付くことがあります。 |
植え替え・株分け |
植え替え 3~4年に1度植え替えをします。 適正時期は暖かくなった頃4月から6月頃迄。 杜松は、植え替えの際に土を取りすぎると根が弱って枯れてしまうことがあります。 根をほぐす程度にして土を残しておいたほうがよいでしょう。 細根は残しながら、長い根や直根は切り詰めます。 小粒で水もちの良い用土を使用し、隙間なく植え替えをしたらたっぷりの水を与え 明るい日陰に置きましょう。 株分け 「挿し木」で増やすことができます。 切り取る枝は、葉性の良いものを選びましょう。 剪定のときに切った枝を使うと良いでしょう。 切り取った枝を、1,2時間くらい水につけます。 その後、新しい鉢に新しい用土で植えつけます。 お水をたっぷり与え、風通しのよい明るい日陰で管理しましょう。 |